課題解決に向けた取り組み事例

公民連携で持続的な水道サービス提供の体制を構築長野県小諸市様

Point

  • 小規模水道事業体としては初となる公民共同企業体の指定管理による運営
  • 水道事業に付随する業務や将来的には周辺事業体からの業務委託などにも積極的に取り組んでいく
長野県小諸市は、長野県の東部に位置し、中山道、北国街道、甲州街道の交わる交通の要所として栄えた城下町です。平成29(2017)年度末の給水人口は約4万4千人で減少傾向にあり、合わせて料金収入も減少が見込まれる一方、水源19か所、配水池40か所と多くの施設を保有し、維持管理や老朽化した施設の更新にも課題を抱えておられます。
こうした中で、より効率的な運営体制を構築するために公民共同企業体による運営に取り組まれました。

小規模水道事業体として初の公民共同企業体を設立

第一環境は、水ingAMと共にパートナー事業者として小諸市様と株主間協定を締結、公民共同企業体「株式会社水みらい小諸」を設立しました。水みらい小諸は、料金徴収や給水装置に関わる業務、施設・管路の維持管理や修繕、設計工事、水道会計補助などの業務を行います。さらに将来的には周辺事業体からの業務受託などにより広域連携も目指していきます。
地域の水道事業の受け皿となり、多くの水道事業体様が抱える課題解決のモデルケースとなるよう、第一環境がこれまで培ってきた様々なノウハウを提供し、小諸市様とともに将来にわたり持続できる体制の構築に取り組んでいきます。


水みらい小諸 ホームページ:https://www.mizumirai-komoro.com/

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